そもそも毛髪はどのようにして色がつくのだろうか。
1本1本の毛髪が生み出される頭皮内の「毛包」と呼ばれる内部には、毛乳頭という突起があり、毛細血管で運ばれてきた養分をたくわえている。
この毛乳頭を取り囲んでいるのが、毛髪をつくる毛母細胞。毛母細胞は、毛乳頭から養分を得て、次々に細胞分裂し、毛髪をつくり出していく。
こうしてつくり出された毛髪が少しずつ上に押し上げられ、頭皮の上に出たのが、いわゆる髪の毛。
日本人ならだいたい黒色、世界的にみれば金色あり、茶色あり。こうした頭髪の色は、毛髪が頭皮内で成長する過程のどこかで、色素細胞(メラノサイト)がつくり出したメラニン色素が毛髪内に取り込まれることで決まる。
つまり、毛母細胞そのものがつくり出す毛髪は、もともとは白髪なのだ。それを黒く見せているのは、色素細胞(メラノサイト)がつくり出すメラニン色素のはたらき。
白髪ができるのは、色素細胞(メラノサイト)のはたらきが、何らかの原因で弱まったり消失したりして、髪を黒くするメラニン色素がつくれなかったためと考えられる。
次に、色素細胞(メラノサイト)は毛髪の成長でどうなるのか、髪のライフサイクルから見てみよう。
毛髪は生えたらずっと伸び続けるものではない。きちんと寿命というものがあるのだ。この寿命は、図にもある通り、男性で3~5年、女性の場合は4~6年といわれる。
頭皮には、日本人の場合、10~15万本の毛髪が生えているといわれているので、1日に約50本程度の抜け毛は、髪の寿命による自然な脱毛とされている。
問題となるのは、この脱毛の際に、色素細胞(メラノサイト)までもが毛髪とともに失われること。健康な頭皮内であれば、こうして色素細胞(メラノサイト)が激減しても、次の毛髪が生えるときに再配置され、メラニン色素がつくられる。しかし、何らかの原因で再配置が起こらないと、白髪となってしまうのだ。
つまり、白髪にとって最も重要なのは、毛髪の生え変わりの時期ということができる。色素細胞(メラノサイト)を活性化し、新しい髪のために再配置をスムーズに行わせる必要があるのだ。
ですって
もしかしたら近いうちに黒髪が生える魔法の薬が出てきちゃうかも!?しれませんね。
そしたらその薬を作った会社は大繁盛!!!
でもほとんど病気かストレス、遺伝が原因らしいです。
毎日笑ってれば大丈夫かも。。。